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中小企業の生き残り戦略、「自己変革」を起こすには

 中小企業白書2013年では、「自己変革を遂げて躍動する中小企業・小規模事業者」というテーマで、「起業・創業」、「新事業展開」、「次世代への引継ぎ(事業承継)」の3つのステージ、情報技術の活用という手段を含めた4つの切り口で、「自己変革」の重要性について触れています。実際の企業支援の経験からも、企業自ら変革し続けていくことが、中小企業が成長し続け、生き残るために必要であると確信しています。
 企業のご支援をしている筆者の経験上の見解にはなりますが、実際に自己変革をし続ける組織になる具体的なポイントを見つけるためには、厳しい外部環境、業界であっても、好業績、成長している、勝ち組企業の取り組みから学ぶことが、重要だと思います。勝ち組企業から、2つのポイントが挙げられると思います。

①常に組織全体が難易度の高い仕事に取り組む。例えば、新規営業を徹底させる。しかも、自社より、規模や要求レベルの高い上場企業や規模の大きな企業をターゲットとする。
②外部の資源をうまく活用し続ける。例えば、OB人材や外部人材をうまく活用する。新たな商品開発に自社の人材ではもっていないノウハウを活用するために、参入したい異業種から人を採用する。

①や②を継続的に取り組んでいくことで、
・チャレンジすることがふつうになる
・要求度の高い顧客への対応力、提案力の向上
・新たな視点や価値を受け入れ思考の組成
・新たなものを受け入れる風土が根付く
などの組織的な習慣や力が構築されるのではないでしょうか。
 結果、顧客や市場のレベルの高いニーズに対応できる、既存の自社の製品や商品、サービスを、新しいものにして、提供し続けることができ、好業績、成長が果たせるのだと思われます。

 2つのポイントを経営者が幹部や従業員に示し、実際の行動に落とし込ませることは、簡単なことではないと思います。言い古されたことになりますが、経営者が、事業の社会的な意義やビジョンを示し、幹部や従業員に対して様々な方法で試行錯誤しながらアプローチを続ければ、実際の行動へとつながると思います。私の尊敬する師の言葉を借りると、まさしくそれは「経営力」であり、中小企業にとって最大の競争力だと思います。
(澤田 兼一郎)

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